周南市 晴海親水公園
セメント工場の夜景
周南市の晴海親水公園へ夜景の撮影に行きました。
徳山港フェリーのりばの近くで、駐車場あり。右に見える脊の高い施設がプレヒーターで、上からはセメントの原料の石灰石を投入、下から高温のガスを送り込む仕組みになっているそうです。このプレヒーターを通過した原料はロータリーキルンという釜に送られ、高温で焼成されてセメントになるそうです。
周辺の施設の、緻密に組合わさった鉄骨の質感も素敵です。
それにしても、セメント工場を撮影するからには、工場の主役ロータリーキルンを撮影したかったのですが、結局どの施設がロータリーキルンなのかわからないまま、この日の撮影は終了しました。
風によるカメラのぶれに注意
この日は少し北風の強い日だったようで、カメラを三脚でしっかり固定していても、風を受けてカメラに振動が起こるような状況でした。
公園へ到着してから撮影した最初の数枚は風対策を何もしていなかっのでブレが発生しています。
風対策のテクニックとして、傘で風をさえぎる方法があるらしいのですが、その日は傘の準備は無し。風上に立って体で風をさえぎる作戦を採ってみたりもしましたが、いまいち不安が。
最終的には、公園には海上交通の安全祈願のモニュメント・・・大きな常夜灯の石碑が設置されていましたので、その陰に入って風を避けつつ撮影を行いました。
夕景もおすすめ
日没前の夕日に照らされる工場もとてもきれいです。金属の鈍い光沢感と赤錆が夕日のオレンジ色で強調されるとともに、夜景よりも明るいぶん、ディテールをしっかり観賞できます。日没直後のマジックアワーの時間帯にも数枚撮影しました。空の色が紫がかってきれいです。が、ピント合わせに失敗していました。